医療レーザー脱毛はさまざまなリスクを回避できる安全な脱毛法
医療レーザーは医療と名前がつくことからも、医療機関でしか受けられません。対応するのは医師や看護師などの医療従事者であり、医師や看護師資格を有しています。医学的知識を有した専門家が処理するので、極めて安全な脱毛が可能になります。
医療レーザー脱毛を開始する前には肌質の診断を行い、脱毛可能かどうか、出力はどの程度に設定するか、などを決めていきます。脱毛時の出力は毎回同じとは限らず、肌状態や脱毛部位などによって変わります。肌が耐えられる出力に調整して脱毛するため、肌荒れが起こるリスクは低いです。
もちろんクリニックによって技術力の差は見られますが、医療資格を有しているので一定レベルの知識と技術があります。
医療レーザー脱毛は永久脱毛が可能で、ムダ毛を処理する必要がない生活を実現できます。確かに医療レーザーは高刺激ではありますが、照射するたびにムダ毛が減っていくので、いずれ脱毛は完了するのです。自分で行うセルフ脱毛に関しては肌にはそれほどダメージを与えない反面、永久脱毛はできないため生涯において処理を続ける必要があります。
年齢を重ねると肌の機能が衰えていくので、今は問題なくても10年後のことはわかりません。セルフ脱毛のリスクは、肌荒れが起きても脱毛をやめられないことにあります。例えば男性の髭剃りであれば、肌の状態にかかわらず剃るのがエチケットという考えが定着しています。
医療レーザー脱毛はゴールの見える脱毛なので、結果として肌にダメージを蓄積させずに済むのです。
もし脱毛期間中に肌の調子が悪くなった場合、脱毛を受けているクリニックで対応してくれます。薬を処方してもらったり、生活アドバイスを受けたりでき、安心して脱毛できます。
サロン脱毛の場合もプロが対応してくれますが、医療資格の所有者ではありません。そのため医学的な処置が必要になったときはサロンで対応できないので、クリニックの紹介を受けることになります。
エステサロンでの光脱毛には相応の施術回数が必要となり時間も掛かる
エステサロンで行われる光脱毛には、相応の施術回数が必要となります。カメラのフラッシュのような、柔らかい光の照射を行なうため、ムダ毛を処理するために時間が掛かるのです。レーザー脱毛に比べると、肌への刺激が弱い部分もあり、敏感肌だったり、デリケートな部位であったりしても、光脱毛であれば施術を行なうことは可能です。
初めて脱毛を施す方にとっては、レーザー脱毛のような強い光の照射を伴う施術より、光脱毛の方が取り組みやすい部分はあるでしょう。
光脱毛では、減毛効果をもたらすことを目的に施術を行います。毛根を破壊するレーザー脱毛とは違い、光フラッシュによる柔らかなダメージのみを毛根に与えるため、ムダ毛の原因を根本から解決するまでには至りません。照射する光が弱い面もあり、一度の照射で脱毛できる範囲が狭いのも、光脱毛の特徴です。照射面積が狭いのと共に、毛質が硬い場合には、脱毛効果を得るために、多くの回数を要してしまうことも有り得ます。痛みが少ない部分がある光脱毛ではありますが、ムダ毛の除去を完遂させるまでには相応の時間を要するのです。
脱毛施術に要する回数が多いことは、必然的に長きに亘ってサロンに通うことへも繫がります。
全身脱毛を施す際には、レーザー脱毛であれば、1年程度の期間で済むものが、光脱毛を用いた場合には2年程度の期間が必要になることも珍しくありません。
早くムダ毛を除去したいと考える方にとっては、光脱毛を用いた脱毛施術は時間の無駄と考えられる部分もあるでしょう。
施術に要する時間や回数が多くなりがちな面以外にも、光脱毛には、エステサロン特有の注意点があります。エステサロンで行われる光脱毛は医療行為ではないため、施術中に問題が起きた場合に、適切な対処が行われないことが有り得ます。
施術を完遂するまでに、多くの時間や回数を要してしまうだけではなく、肌へのトラブルについても意識しておく必要があるのです。
刺激が少なく、気軽に施術を受けられる部分がある光脱毛ではありますが、施術に要する時間や回数を考えると、無駄に感じられる部分もあるのです。