ブラジリアンワックスで髭脱毛するデメリットは

ブラジリアンワックス脱毛では、粘着性のあるワックス剤を使い、毛根から一気に引き抜くことで、ツルツルの肌を実感することができます。
手軽に脱毛できるブラジリアンワックスを使って、様々な部位のムダ毛を除去したいと考える人もいるでしょう。しかし、元々ブラジリアンワックスは、デリケートゾーンのヘア処理をするためのものです。

また、腕や足の毛、鼻毛などはよくても、眉毛、髭など、首から上の使用は、不可となっているものが多いのです。ブラジリアンワックスで髭脱毛をすると、どのようなデメリットがあるのでしょうか。

ブラジリアンワックスで髭脱毛をすると、流血や内出血をする危険性があります。顔の皮膚は、体の他の部位に比べて薄くてデリケートです。
ワックスを使って一気に毛を引き抜くと、毛穴から血が出たり、内出血を引き起こしたりすることがあります。

ブラジリアンワックスで髭脱毛すると、色素沈着を引き起こしてしまうこともあります。色素沈着とは、色素細胞から分泌されたメラニン色素が、表皮や真皮に沈着して起こる黒ずみのことです。

ワックスで剥がすなど、肌に強い刺激を与えると、ダメージから肌を守るために、メラニン色素が活発に産生されやすくなります。何度も繰り返し行うと、ターンオーバーで排出しきれないほどのメラニンが産生され、くすみやシミの原因となってしまいます。

ブラジリアンワックスの髭脱毛は、何よりも剥がす時の痛みが大きいのもデメリットです。顔の皮膚はデリケートなだけでなく、髭は太く濃い毛が密集してるので、他の部位よりも痛みが出やすくなってしまうのです。

ブラジリアンワックスで絡め、大量のムダ毛を一気に引き抜くわけですから、それ相応の痛みが伴います。痛みだけでなく、肌へのダメージというのも大きいので、赤み、かゆみ、炎症、埋没毛、毛嚢炎などが発生してしまうこともあります。ブラジリアンワックスで脱毛する時は、使用部位に注意しましょう。